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ラミシールで膣カンジダを治療する

2020年04月24日

ラミシールは有効成分であるテルビナフィン塩酸塩を配合しており、膣カンジダの治療に用いられます。白色のクリーム剤で皮膚糸状菌などを含む、真菌の細胞膜成分が生合成に必要とする酵素を阻害し、真菌の増殖を抑えながら抗真菌作用を発揮します。通常はカンジダ症を始め水虫などの皮膚真菌症に用いられています。

薬を使用した時にかゆみや発疹などのアレルギー症状がでた時や妊娠している時、授乳中である時は、使用する前に医師に相談をする必要があります。他に使っている薬がある場合は、お互いに作用を弱めてしまったり、逆に強めたりする可能性があるので使用中の医薬品や食品には注意することが大切です。

使用方法は1日1回、カンジダ症になっている患部に塗布し、医師に指示されている方法に従います。また症状が明らかに出ている部分だけではなく、その周辺にも塗布するようにするとさらに効果的です。万が一塗布し忘れた場合は、気がついた時に塗るようにし、その時の使用量は1回分とし2回分をまとめて塗らないようにします。強い副作用はない薬ですが、局所の皮膚かぶれやかゆみ、刺激感、皮膚がうろこ状態になったり剥がれ落ちたりすることもあります。皮膚亀裂なども報告されているので、このような症状があれば、医師や薬剤師に相談をすることが大切です。

またカンジダ症は、カンジダ菌という常在菌が何らかの理由で繁殖したものです。ラミシールは抗真菌成分でもあるテルビナフィン塩酸塩を配合している薬なので、角質層へ浸透し薬剤が患部に貯まりやすいです。これにより独特なかゆみや痛みなどを引き起こしているところへ、持続的に効果を発揮し症状を改善していきます。使い心地もベタつかずさらっとしているタイプなので、膣周辺への塗布に向いています。

ラミシールは皮膚真菌症の治療に用いますが、有効成分はアリルアミン系で、強い抗真菌活性や幅広いスペクトルを持っている特徴があります。カンジダの原因となっているカンジダ菌に有効で、正しい使用方法で完全に治すことができます。真菌細胞内にはスクアレンというものがありますが、この代謝酵素を選択的に阻害する効果があります。これによって真菌内にスクアレンを蓄積させることができ、細胞膜の構成成分でもあるエルゴステロール含量を低下させていき、真菌細胞膜を破壊しています。アルルアミン系の薬ですが、特に抗菌作用が強いところも特徴的です。皮膚に塗布すればしっかりと成分が止まるため、1日1回の使用で改善効果があります。

ラミシールにはクリームや液体、スプレーの3種類が取り扱われていますが、これは症状や部位により使い勝手を考えながら使用します。一般的にカンジダ症にはクリームタイプが処方されることが多く、細々とした部分にも塗り込めることから効果を発揮しやすいです。液剤は成分が浸透しやすいですが、カンジダ症の場合は刺激が強く患部に適していないこともあります。浸透力が強いのでさらに皮膚が薄いところにできるこの症状には、クリームタイプが適しています。